複数選択フィルタリング

リスト内の項目を、複数の条件で簡単にフィルタリングできるように、複数選択コントロールを用意する。
理由:目的に応じて、表示情報を段階的に絞り込めるようにするため。

図例
チェックボックスを使った複数選択フィルタリング

効能

  • 提示されたフィルタリング条件からひとつまたは複数を選ぶだけで、目的に応じた表示状態のカスタマイズができる。
  • 列のソートによって目的の項目を集めるよりも表示が明快で、キーワードフィルタリングで絞り込むよりも操作が簡単。
  • 単数選択フィルタリング“よりも複雑な条件でフィルタリングができる。
  • 分類体系全体を示すのではなく、「この条件で絞り込んでほしい」というシステム提供者からの恣意的な文脈をシンプルに反映できる

用法

  • オブジェクトの属性の内、特に絞り込んで表示したいものをいくつか選び、フィルタリング条件とする。
  • フィルタリング条件が6つ以下程度の場合は、チェックボックスで選択肢を提示する。トグルボタンを用いてもよい。
  • フィルタリング条件が多い場合、あるいは選択肢の数や内容が動的に決定される場合は、複数選択可能なリストボックス/ツリービューで選択肢を提示する。
  • 必要に応じて、複数の選択コントロールを同時に提示してもよい。(例:ツリービューとカレンダーなど)
  • フィルタリング条件の選択コントロールはリストの上または左に配置する。
  • できるだけ、フィルタリング条件の選択アクションと同時にリスト内の表示を更新する。無理な場合はボタンを配置する。

図例
トグルボタンを使った複数選択フィルタリング

図例
ドロップダウンメニューを使った複数選択フィルタリング

図例
リストボックスを使った複数選択フィルタリング

図例
ツリービューとカレンダーを使った複数選択フィルタリング

注意書き

  • チェックボックスやリストボックスといった複数選択コントロールは、「ひとつも選ばない」ことが可能であるため、フィルタリング条件がひとつも選ばれていない場合の表示をどうするかということを慎重に検討する必要がある。特別な理由がなければ、全件表示とし、フィルタリング条件が追加されるたびにリストの内容が絞り込まれて減っていくようにする。ただし全件を表示すると項目が膨大になってしまう場合には、デフォルトではリストを空欄とし、フィルタリング条件が選ばれると該当する項目がリスト内に表示されるようにする。その時、ユーザーの作業はフィルタリングというよりも検索条件の指定という位置づけになる。