ユーザー様のためにも、日々の品質向上活動のためにも SimpleWeb を役立てる[岩崎電気株式会社様]

2007年5月29日

岩崎電気株式会社は、HID ランプを中心とした光源、道路・商業・スポーツ施設向けの照明器具、紫外線・電子線などの光の特性を応用した産業用機器を研究開発する光の総合メーカーです。商品は施設用照明から殺菌・印刷・建材加工・農業分野まで国内外で幅広く活用されており、たとえば東京タワーのライトアップにも岩崎電気様のランプが使われています。

今回は SimpleWeb 導入時のカスタマイズや、日々の運用における SimpleWeb の活用方法についてお聞きします。

リニューアル前からのアクセシビリティ対応

人物写真
岩崎電気株式会社
総務部
広告宣伝グループ
新井隆之さん

ソシオメディア:
コーポレートサイトの制作・運営体制について教えてください。

新井さん:
弊社では、広告宣伝グループがウェブサイトを運営しています。広告宣伝グループの中にウェブチームとして2名おり、私ともう1名が担当しています。
制作に関しては、大規模な変更が伴う場合は外部の会社に依頼し、日々の更新などは社内で行っています。

ソシオメディア:
アクセシビリティについてはいつごろから気になさっていましたか。また、SimpleWeb を知ったきっかけを教えてください。

新井さん:
数年前からアクセシビリティという言葉を耳にするようになり、配慮しなければならないことは意識していました。HTML のレベルで改善できる点は修正したりしていましたが、それでも十分ではありません。かといって、すでに存在するウェブサイトのほかにテキストサイトを制作し直すのは現実的ではありません。

そういった点を考えていたところ、すでに SimpleWeb を導入していた企業の方から「リンクを追加するだけでテキストサイトができるツールがある」と紹介されたことがきっかけでした。

ソシオメディア:
そこで導入を検討していただいたのですね。

新井さん:
当初はリニューアルに合わせて SimpleWeb を導入しようと考えていたのですが、リニューアル前の段階から導入することによって、たとえば背景色と文字色のコントラストが十分でない箇所、ボタンや見出しなど文字を画像化していて文字サイズが固定の箇所といったアクセシビリティ上問題になる点の多くが SimpleWeb のテキスト版では自動的に解消されることになり、いち早くアクセシビリティ向上に踏み出すことができました。
また、このようにリニューアル前のテキスト版を確認しアクセシビリティ上の問題を発見しておくことで、それらをリニューアル時に改善してよりクオリティの高いテキスト版の提供ができるなどのメリットもありました。
デモでは一部コンテンツがうまく表示されず困ったのですが、SimpleWeb 側のカスタマイズで対応していただきました。

カスタマイズで表示の問題に対処

ソシオメディア:
カスタマイズを行った部分について少し詳しく教えていただけますか。

新井さん:
1つ目は、メニューの部分です。リニューアル前のウェブサイトを SimpleWeb デモで試したところ、メニュー群だけでずらっと縦に長くなってしまい、かなりのボリュームでした。しかも、それがページを移動するたびに繰り返されるのです。これではページのコンテンツ部分になかなかたどり着けず、テキスト版を利用する方にとって非常に不便です。もちろんそういった部分もリニューアルの際に修正しようとしていました。ですが、SimpleWeb 側のカスタマイズによって、リニューアル前でもその不便を解消しました。グローバルナビゲーションやローカルナビゲーションをページの下の方へ移動させ、ページのはじめのところで「グローバルメニューへ」などとスキップリンクをつけました。

2つ目が、弊社の製品情報検索部分やカタログ PDF 検索部分です。これらは JavaScript を多用した動的なページであり、それに文字コードの問題も加わって、SimpleWeb のテキスト版がうまく動作しませんでした。この検索システム自体の作り替えは計画していなかったため、システムに手をつけずにできるだけユーザーに情報提供するには…と考え、この部分についてはリンクをクリックした際に「動作しないテキスト版」ではなく、「オリジナルページ」へ遷移するようカスタマイズを利用しました。

日々の運用でも SimpleWeb を活用

ソシオメディア:
SimpleWebのご感想をお聞かせください。

新井さん:
SimpleWeb はウェブサイトを見てくださるお客様にとってだけでなく、情報を提供する私たちにとっても品質向上に役立つツールであると思います。

ページを追加する際は、必ず外部公開前にチェックをするのですが、これまでのブラウザチェックに加えて、SimpleWeb でのテキスト表示をチェックするようになりました。たとえば ALT 属性の記入漏れや、読み上げ順がおかしい表などを公開前に発見でき、すぐに修正・再確認できます。

ソシオメディア:
日々の運用の中でも SimpleWeb を活用していただいているのですね。

目標はサイト全体のウェブ標準準拠

ソシオメディア:
今後ウェブサイトで実現したいことや目標はありますか。

新井さん:

今後はウェブ標準準拠をさらに進めていくことが目標です。
リニューアルを機に、ウェブ標準に準拠したモジュール集を作成することにしました。まだ完成はしていませんが、今後外部の会社に依頼する場合は、そのモジュール集をベースとして制作してもらいます。そうすることで、たとえ依頼する会社が複数になっても統一感やクオリティに差が出ることはなくなるはずです。
また、リニューアルの時点でテンプレートなどはウェブ標準に準拠させたのですが、ページや中のコンテンツによってはまだ対応が十分でないものもあります。それらもきちんとウェブ標準に準拠させたいです。

ソシオメディア:
そうすれば SimpleWeb でのテキスト表示もより適切な形になりますね。

新井さん:
はい。今後努力していきたいと思います。

ソシオメディア:
今後の要望はなにかありますか。

新井さん:
弊社の場合は商品部分で PDF を利用することが多いので、PDF もテキスト化されるようになったらうれしいですね。

ソシオメディア:
ご意見ありがとうございます、参考にさせていただきます。

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