取引処理(Transactor)

データの送信や商品の購入、オンラインDBに対する変更など、ユーザーが作業内容をシステムに反映させる最終的なアクションとして、ひとまとまりの通信処理を明示的に行う。
理由:作業を完了するためのアクションを一元化して、オンラインでの取り引きが実行されるタイミングを明確にするため。

図例
取引処理

効能

  • 作業のマイルストーンが明らかになる。後戻りできなくなる地点を意識できる。
  • 自由に試行錯誤しながら”一覧操作(Manipulator)“や”編集(Editor)“作業などを行い、納得のいく状態になったところで、シンプルなアクションで作業を完了できる。

用法

  • 編集後の「保存」やフォーム入力後の「送信」など、システムとの通信によって作業が完了する場合、あるいは処理が開始される場合、そのためのアクションをボタンで明快に表現する。
  • 取引処理が起こされたら、即座にその結果をフィードバックする。例えば編集画面から一覧画面に戻る。あるいは”サンクス画面“を表示する。
  • 取引処理のボタンのラベルは、「OK」や「はい」といった汎用的な文言ではなく、「保存」「送信」「購入」「実行」といった処理の内容を表すものにする。
  • 状況によって、”編集(Editor)“や”ウィザード(Wizard)“に含まれる機能と考えることもできる。

図例
作業完了の取引処理である「送信」

注意書き

  • Eメールの送信など不可逆的な処理を行う場合や、一度に大量の処理が発生する場合などは、操作ミスによる誤送信を想定して、深刻な問題を起こさないための対策を講じる必要がある。例えば、一般的には考えられないような値が送信された場合には、処理続行の意思を確認するダイアログを出すなど。ただし、確認ダイアログが頻繁に表示されるとスムーズな操作を阻害するため、バランスを考慮する必要がある。