脱出口

複数のステップや時間を要する作業から、途中で離脱するための機能を提供する。
理由:ユーザーの心変わりや誤操作、急ぎの用事の割り込みなどに対応するため。

図例
ウィザード(Wizard)” における途中での離脱

効能

  • 誤って操作を開始してしまった場合に、作業途中で中止できる。
  • 予想以上に時間が掛かりそうな場合に、作業途中で中止できる。
  • あれこれ考えずに、とりあえず何でも試してキャンセルできる。
  • 作業途中で中止したい場合に、すぐに脱出機能が見つかる。
  • 作業途中で中止した場合に、続きから始められる。

用法

  • 順次操作を行う箇所や、目安として2秒以上システムが処理に集中する場合には必ず脱出口を設ける。
  • 脱出機能には、「キャンセル」「中止」「ホーム」「メニュー」といったラベルを用いる。
  • 脱出機能は、タスクを進行させる機能よりも控えめな表現で、一定の位置に配置する。ボタンであれば、より幅を小さくする。
  • モーダルダイアログ” において、多くのユーザーが「キャンセル」を選択する場面では、脱出機能を “デフォルトボタン” などとして目立たせる。
  • 脱出後は、即座に直前の画面か選択された移動先、または初期画面に戻す。直前の画面の状態は保持しておくとよい。
  • 脱出自体に時間がかかる場合は、「キャンセルしています」などの状態を”プログレス表示“で通知する。

図例
変換・定型処理(Processor)” における途中での離脱

図例
脱出口がデフォルトボタン