78. タッチ操作する要素の大きさは 7mm 以上にする

7mm Or Larger For Touch

タッチスクリーンでは、ボタンをはじめ各種UIコントロールの大きさを、指で十分に押しやすい 7〜10mm 四方以上の大きさにする。またタッチする要素自体が指で隠れてしまうので、要素同士の間隔をあけて押し間違いを防ぐ。

iPhone X では標準ナビゲーションバーの高さは約8mm。各UI部品の大きさはこのサイズを基準としている。実装上の論理サイズ(pt)が同じでも機種によってスクリーンのピクセル密度が異なるので実際に見える大きさは変わる。そのため実機での操作性を確認することが重要。なお iOS などでは自動的にタッチ判定範囲がUI要素の形より大きく取られるので、周囲に余白があれば、5mm程度の高さのボタンでもそれほど押しにくくはならない。