熱流体シミュレーターのインターフェースデザイン

  • 工業
2014年

熱流体力学に基づいたシミュレーションを行うためのアプリケーションについて、3Dモデリングや熱流体の特性設定といった一連のワークフローを合理的なインターフェース構成によってサポートし、学習効率と業務効率の向上を目指したデザインを行いました。

チャレンジ

まず当該専門分野の基礎的な知識を得るため、プロジェクト初期には関連業界のセミナーを受講するなどして、アプリケーションの機能や解析技法についての理解を深めました。

その上で現行バージョンに対して問題点を分析。専門知識の豊富なユーザーであっても操作手順が理解しにくいことや、メニュー項目が多く目的の項目を見つけづらいといった課題があったため、ソシオメディアの知見から全体構成を見直し、効率的な作業を実現するインターフェースとしてデザインを刷新しました。

さらに、開発者と詳細な機能についてディスカッションを行い、実現可能性に留意しながらダイナミックな改善案の検討を行いました。それらの機能や表現を具体的なコンポーネントデザインに落とし込み、作業合理性の高いインターフェースを構築しました。

アプローチ