インタラクションデザインの教科書

Dan Saffer(著)、吉岡 いずみ(訳)、ソシオメディア株式会社(監訳)
毎日コミュニケーションズ ; 2008年8月22日 ; ISBN: 978-4-8399-2238-2 ; 2,940円 (税込) ; A5判 256ページ

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「インタラクションデザインとは、製品やサービスを通じて、人々がどのように互いとつながり合うかをデザインすることです。」

“この本は、「インタラクションデザイン」と呼ばれる特別な分野のデザインに関する本である。人間は有史以前からインタラクションデザインを用いてきたが、研究領域としてはまだ新しい。インタラクションデザインとは、「人間」についてのことがらであり、人が製品やサービスを通じて、どのようにして互いとつながり合うかを扱うものである。インタラクションデザイナーは、同時多発テロのような危機的状況下に頼ったり、静かで楽しい瞬間に使ったりする製品やサービスを生み出すのである。

この本は、既にインタラクションデザイナーとして活躍している人、単にインタラクションデザインに関心があるだけの人、(まだ)インタラクションデザインの意味すら知らない人のための本である。あまり知識を持たない人にも専門家にも関心をもたれるような情報が、この本に詰まっていることを願っている。本書は、「インタラクションとは何か?」「インタラクションデザインとは何か?」という質問に始まり、インタラクションデザインの未来を展望して終わる。この本を書いた目的は、読者にインタラクションデザインをより豊富に、深く、広く理解できるようになってほしいからである。

本書を始める前にお断りをひとつ申し上げておく。インタラクションデザインは新しい領域であり、どんな領域であっても、地盤が固まるまでには通常何十年とかかるものだ。本書は、私が正確な事実だと感じたことがらを集めた、地盤に打つ一本の杭に過ぎない。読者がこの本に目を通している間、そしてインタラクションデザインを実践する間にも、私がここで記したものが真実であり続けることを願っている。”

(本書 「イントロダクション」より抜粋)

主な内容

本書は、大きく分けて下記の構成になっています。

  1. 「インタラクションとは何か?」「インタラクションデザインとは何か?」という問いかけとその答え
  2. インタラクションデザインの歴史とその概念を支える基礎情報、テクニック面の丁寧な解説
  3. 製品のデザインにとどまらない、サービスデザインの分野にも視野を広げたインタラクションデザイン
  4. インタラクションデザインの未来の展望

また、インタラクションデザイン分野で活動する複数のキーマン(キーウーマン)へのインタビューコラム、関連書籍に触れる解説、具体的な課題の解決実践例なども豊富に用意されており、多数の美しいカラー画像と共に、読者を飽きさせることのない工夫がふんだんに盛り込まれています。

既にインタラクションデザイナーとして活躍している人、単にインタラクションデザインに関心がある人、(まだ)インタラクションデザインの意味すら知らない人など広範囲な読者に役立つ、新たなデザイン分野の教科書です。ご期待ください。

目次

  • Introduction イントロダクション
  • Chapter1. インタラクションデザインとは何か?
  • Chapter2. 出発点
  • Chapter3. インタラクションデザインの基礎
  • Chapter4. デザインリサーチとブレインストーミング
  • Chapter5. インタラクションデザインの技術
  • Chapter6. インターフェースデザインの基礎
  • Chapter7. 賢明なアプリケーションと巧妙な機器
  • Chapter8. サービスのデザイン
  • Chapter9. インタラクションデザインの未来
  • Epilogue 永遠なるデザイン
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2016年12月16日に、UXデザインの今と未来をテーマにした年忘れフリーディスカッション「フリー ユア UX」を開催します。

デザイン会社で日々クライアントの説得に苦労している人、インハウスで社内のデザイン啓蒙に努めている人、組織の中でデザインの標準化を目論んでいる人、新人デザイナーの教育に迷っている人、などなど、UXに関するあれやこれやをビールとスナックを片手に自由に意見交換する時間です。ぜひお気軽にご参加ください。

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