自由帳

真っ白な紙面と、筆記用具をふんだんに揃えたツールパレットで、アプリケーションを構成する。
理由:自由編集が可能なアプリケーションの役割を、GUI の慣習的な画面構成によって表明するため。

図例
文書作成用の自由帳

効能

  • クリエイティブな作業ができる。
  • 好きなツールを使って、好きな位置に編集を加えることができる。
  • 紙と鉛筆を使って絵を描くような自由が利く。身体感覚に近い描画ができる。

用法

  • ツールパレットは自由に位置を移動できるようにしたうえで、特に頻繁に使うツールを抜き出せるようにする。
  • クリックやドラッグの操作で、紙面の位置をずらしたり拡大できるようにする。
  • ナビゲーションウィンドウやルーラーを用意し、紙面の現在位置を示す。
  • 紙面に描かれたオブジェクトを、簡単に選択して編集できるようにする。
  • ツールの持ち替えが楽にできるよう、一時的なモードやショートカットを設ける。
  • タブレットなどの入力デバイスによる入力を受け付ける。

図例
イラスト作成用の自由帳