Sociomedia News Vol.038

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     ソシオメディア株式会社 http://www.sociomedia.co.jp/
                           
★今回の主な内容 —————-2005年2月18日  VOL.038

●講演内容紹介(2)「DESIGN IT! Pre-Conference 2005」

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●講演内容紹介(2)「DESIGN IT! Pre-Conference 2005」
 「DESIGN IT! Pre-Conference 2005」
 -ITがデザインするビジネス変革のストラテジー-
  http://www.designit.jp/

 ※学生の方は参加費が70%OFFとなります。是非、ご参加ください。

ソシオメディア・ニュースでお知らせしている、
「DESIGN IT! Pre-Conference 2005」の講演内容が次々に決定しています。

今回も注目のセッション3つをご紹介します。
アクセシビリティ対応の指針から、「デザインの意味」まで、幅広い講演があな
たを待っています。

○「ユーザー中心デザインとアクセシビリティ
-ユーザーインクルージョンというコンセプトへの拡張-」
講演者:マイケル・G・パチェロ(パチェロ・グループ 代表)
日時 :3月2日 12時45分から13時45分

—- 昨年のJIS公示によってアクセシビリティが急速に普及しようとしている今、
   アクセシビリティをどう位置づけるかが、ウェブ担当者にとっての急務でしょう。
アクセシビリティの世界的権威、パチェロ氏の講演は悩めるあなたに
光を与えるはずです。

ソフトウェアのインターフェースをデザインしているIT業界全体に概して言える
のは、アクセシブルなデザインという視点を欠いている、ということです。
一般的に、開発者やデザイナーは、障害のあるユーザーのニーズを理解すること
にかけては、ほとんど経験がないのが現実です。

その結果として、ITを障害のある人にもアクセシブルなものとするために政府が
法律を作らざるを得なくなる、という状況が生じてきました。

この講演では、「ユーザーインクルージョン」という概念の上に広がるデザインの
原則やメソッドを説明します。
これらの原則やメソッドは、アクセシブルなユーザーエクスペリエンスを確実に実
現するうえで、基本的により良いアプローチと言えるでしょう。講演では特に、
IT企業が注意すべき次の4点を取り上げます。

1) アクセシブルなデザインの基礎となるプロセス、ポリシー、およびスタンダ
ードを、会社全体にわたって導入すること
2) アクセシビリティをコアコンピタンスとして位置づけ、社内のリソースに
対して教育研修を施すこと
3) アクセシビリティを取り込んだ「ボトムアップ」型のエンジニアリング計画を
開発すること
4) ユーザビリティ評価、検証メソッド、ヒューリスティック評価、および、
あらゆる側面で障害者ユーザーを巻き込んだユーザーテストを取り入れること
によって、ユーザビリティテストを実施すること

・マイケル・G・パチェロ氏はどんな方?
http://www.designit.jp/archives/2005/01/michael_g_pacie.html

○「製品とサービスに影響力のあるデザイン」
講演者:B・J・フォグ氏(スタンフォード大学 パースエーシブ・テクノロジー研究所 所長)
日時 :3月2日 10時30分から11時30分

—- マーケッター、ウェブデザイナー、プランナー、ウェブに関わる誰もが、魅力的で
   利用者を虜にするウェブを目指していることでしょう。
   しかし、どのようなコンセプトやロジックを適用するのか、具体的な事例は何か、
   これまで体系的に語られたことはほとんどありませんでした。
   フォグ氏の「説得的なテクノロジー」はチームが共有できるノウハウを提供してくれます。

本講演では、CAPTOLOGY(”Computer as Persuasive Technology(説得的なテクノロジー
としてのコンピュータ)” )というコンセプトに焦点を当てます。コンピュータが
人間にどのようにしてモチベーションを与えらることができるのか、人間をどのように
説得することができるのかについて、これまでに私たちが学んできたことを総括します。

ウェブの信頼性、モバイルの説得力、そして人を説得するためのデザインのベストプラ
クティスについても解説すると同時に、より実践的なケースをご紹介していきます。

・B・J・フォグ氏はどんな方?
http://www.designit.jp/archives/2005/01/bj_fogg_bj.html

フォグ氏のもうひとつの講演をご紹介します。
第1日目(2月28日)の基調講演です。

○ 「人生とキャリアに影響力のあるデザイン」
講演者:B・J・フォグ氏(スタンフォード大学 パースエーシブ・テクノロジー研究所 所長)
日時 :2月28日 13時15分から14時15分

—- このセッションは、デザイナーを目指す人々の、人生を変える時間になるかもし
   れません。
   経験をつんだデザイナーにとっては、改めてデザインの意義を見つめなおす格好の
   機会になるでしょう。
   ITエンジニアは、自分のキャリアを別の視点から見ることができます。すなわち、
   システム設計やプログラミングの世界とデザインの世界の共通点を。
   そして、デザインをビジネスに活かす経営層は、「デザインのマインド」をここから
   つかんでください。

本講演では、「影響力のあるデザイン」についての一般原則をご紹介します。
そして、キャリアや人生全体にわたって開発していかなければならない能力(リスクを
取ること、粘り強さを持つことなど)についても解説します。

また、本カンファレンスを通じて、より多くのことを学んでいくことが、ひいては、
より良く働き、より良く生きていくためのインスピレーションをもたらすことにつながる
ことを考えます。

さあ、皆さん。「DESIGN IT! Pre-Conference 2005」への参加を通して、是非とも気づい
てください。

「私の人生やキャリアには、こんなに素晴らしい可能性があったのか!」と。

○他の魅力あふれるセッションを確認ください。
http://www.designit.jp/archives/cat2/

<開催概要>

○国内外から、第一線のスピーカー陣が揃います。
・B.J. フォグ氏
 (スタンフォード大学研究室長、『Persuasive Technology』著者)
・E. バレット氏
 (マサチューセッツ工科大学教授、『Sociomedia』著者)
・J.J.ギャレット氏
 (情報アーキテクチャ専門家、『The Elements of User Experience』著者)
・レベッカ・ブラッド氏
 (Blog専門家、『ウェブログ・ハンドブック』著者)
・トニー・バーン氏
 (CMS専門家、CMSポータルサイト「CMSWatch」主催)
・マイク・パチェロ氏
 (アクセシビリティ専門家、『ウェブ・アクセシビリティ』著者)
・マーク・レティグ氏
 (インタラクションデザイン専門家、Fits Associate代表)
・川崎和男氏
 (名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 教授、デザイン・ディレクター)
・黒須正明氏
 (独立行政法人メディア教育開発センター研究開発部 教授)
・須永剛司氏
 (多摩美術大学情報デザイン学科 教授)
・企業、自治体などの先進事例
 新潟県、株式会社NTTデータ、ソニー生命保険株式会社、松下電器産業株式会社、他

他、合計約20名。

○詳細・お申込は「DESIGN IT! Pre-Conference 2005」ウェブサイトへ
http://www.designit.jp/

○開催日
2005年2月28日(月)、3月1日(火)、3月2日(水)

○開催場所
2月28日   日本青年館 中ホール(東京・外苑前)
3月1日、2日 TEPIA(テピア)   (東京・外苑前)

○参加料
10,000円から55,000円
※学生は学生割引として70%OFFとなります。

○主催
ソシオメディア株式会社

○ゴールドスポンサー
日本ステレント株式会社
株式会社インフォザイン

○シルバースポンサー
彼方株式会社
インターウォーブン・ジャパン株式会社
パナソニックデジタルネットワークサーブ株式会社
株式会社ネットドリーマーズ
FatWire株式会社
株式会社フレームワークスソフトウェア
株式会社アシスト

○協賛
月刊 ソリューションIT
Web Designing
インターネットマガジン
web creators
マクロメディア株式会社
Web Site Expert
CMS Watch
株式会社アットマーク・アイティ
オライリー・ジャパン
CNET Japan
アシロマ情報アーキテクチャ研究所
アスキー24
Design Wedge
人間中心設計推進機構
The Gilbane Report
株式会社デジタルスケープ
RBB TODAY

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      人材募集のお知らせ
ソシオメディアでは、使いやすさ、分かりやすさ、伝わりやすさを実現する
仲間を求めています。
http://www.sociomedia.co.jp/jobs/index.html
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■「Sociomedia News」
□ 発行:ソシオメディア株式会社 http://www.sociomedia.co.jp/
■ 発行人:榊原春己
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