不動産投資判断支援サービスのインターフェースデザイン

  • 不動産
2021-2022年

不動産物件を投資対象とする投資家に対して投資判断の支援を行う会員制ウェブアプリケーションのインターフェースデザインを行いました。

チャレンジ

本サービスでは投資家が不動産物件を検索できるだけでなく、物件を保有する売り手側が物件情報を登録できるサービスとしても設計する必要がありました。それぞれは同じ不動産情報を取り扱うものの、ユーザー属性によって利用目的が異なるため、提供する情報についての境界のあり方を検討する必要がありました。

そのため競合サービスの調査やドメイン分析などによってユーザー像の違いを明確化し、合理性の高いサービスのためのドメインモデルを構築しました。

情報設計においては「画面」単位よりも抽象度を高めた「ビュー」という情報単位を用い、それぞれのユーザーに提供する情報の類似性と差異性について論理的に整理しながら要件を明確化していきました。

画面設計においては、様々なデザインスケッチをもとにクライアントとのディスカッションを反復的に繰り返し、機能的な要求事項を満たすと同時にユーザーの利便性を高める工夫を盛り込みました。

特に不動産投資に対する知識レベルを幅広く想定する必要があったため、初心者への導入支援や専門性の高い投資検討を行うためのガイダンスも含めてアプリケーション全体のインターフェースをデザインしました。

アプローチ