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W3C/WAI「ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 1.0」

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ガイドライン 12. ページや要素の位置づけを示す情報を提供する

コンテクスト情報やオリエンテーション情報を提供して、ユーザが複雑なページや要素を理解しやすくなるようにする。

要素をグループ化したり、各要素間の関連性を示すコンテクスト情報を提供すれば、すべてのユーザがページにアクセスしやすくなる。ページにある各部分の関係が複雑だと、知覚障害や視覚障害のある人は、ページ内容を理解しにくくなる場合がある。

チェックポイント

12.1 フレームを識別しやすく、また、ナビゲーションを容易にするために、各フレームにはタイトルを付ける。[優先度1]

例:HTMLでは、FRAME要素にtitle属性を付ける。

チェックポイント12.1に関するテクニック:
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT-TECHS/#tech-frame-titles

12.2 フレーム・タイトルだけでは分かりにくい場合は、フレームの目的や各フレームの関連性についても記述する。[優先度2]

例:HTMLでは、longdesc属性を使う。または、記述リンクを設ける。

チェックポイント12.2に関するテクニック:
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT-TECHS/#tech-frame-longdesc

12.3 情報のブロックが大きい場合は、自然かつ適切な単位に区切ってグループ化し、扱いやすくする。[優先度2]

例:HTMLでは、SELECT要素のなかにあるOPTION要素を、OPTGOUP要素を使ってグループ化する。FIELDSETとLEGEND要素を使って、フォーム・コントロールをグループ化する。必要に応じて、入れ子状のリストを使用する。見出しを使って、ドキュメントを構造化する。

参照:ガイドライン3
チェックポイント12.3に関するテクニック:
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT-TECHS/#tech-group-information

12.4 ラベルとコントロールを明確に関連づける。[優先度2]

例:HTMLでは、LABEL要素とそれに対応するfor属性を使用する。

チェックポイント12.4に関するテクニック:
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT-TECHS/#tech-associate-labels

注意:コンテンツ開発者は、あらゆるソリューションを試した結果、成果が得られない場合にのみ、最終手段として代替ページを利用すべきだ。一般に代替ページは、「メインの」オリジナル・ページに比べて、アップデートされる頻度が劣る。古い情報のままのページは、アクセスできないページと同様に、ユーザを失望させる。アクセスできないページも、アップデートされないページも、オリジナル・ページに示された情報が利用できないとう点で同じことだ。

代替ページを自動生成するようにしておけば、アップデートの頻度は高まるかもしれない。しかし、コンテンツ開発者は、代替ページが意味のあるコンテンツになっているか、オリジナル・ページと代替ページのリンクが正しく貼られているかどうかを、常に確認する必要がある。また、代替ページを作成する前に、オリジナル・ページのデザインを再検討してみることも大切だ。オリジナル・ページをアクセシブルにすることは、すべてのユーザのための改善策につながる。


注意:このドキュメントは、W3Cが勧告として公開している「Web Content Accessibility Guidelines 1.0」を株式会社アスキーが書籍「ウェブ・アクセシビリティ〜すべての人に優しいウェブ・デザイン」にて日本語訳したものです。正式な文書はあくまで英語版であり、この文書には翻訳上の間違いや不適切な表現が含まれている可能性がありますのでご注意ください。

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