W3C/WAI「ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 1.0」
最新テクノロジーをサポートしていないブラウザや、最新機能をオフにしている場合でも、アクセシブルなページにする。
既存テクノロジーで生じていた問題を解決する新しいテクノロジーがある場合は、コンテンツ開発者には積極的に導入してほしい。しかし、古いバージョンのブラウザや最新機能をオフにしている状態でも機能するページの作り方も知っておくべきだ。
6.1 コンテンツは、スタイルシートなしでも読みとれるように構成する。たとえば、指定したスタイルシートが使えない状態でHTMLドキュメントを表示しても、正しく読めるようにしなければならない。[優先度1]
例:コンテンツが論理的に構成されていれば、スタイルシートがサポートされていなかったり、機能がオフになっている場合でも、意味が通じるように表示される。
チェックポイント6.1に関するテクニック:
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT-TECHS/#tech-order-style-sheets
6.2 ダイナミック・コンテンツでは、コンテンツ内容の変化に伴って代替形式もアップデートする。[優先度1]
チェックポイント6.2に関するテクニック:
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT-TECHS/#tech-dynamic-source
6.3 スクリプトやアプレット、その他のプログラミング・オブジェクトに関する機能をサポートしていない、または機能をオフにしている状態でも、ページが利用できるようにする。もしそれが不可能なら、それとは別にアクセス可能なページを作り、そこで代替情報を提供する。[優先度1]
例:スクリプトで機能するリンクは、スクリプトをサポートしていない、またはオフにしている状態でも作動するようにする(リンク先にjavascript:を使用しないなど)。スクリプトなしでアクセスできるページを作成できない場合は、次の方法を利用する。
参照:ガイドライン1
チェックポイント6.3に関するテクニック:
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT-TECHS/#tech-scripts
6.4 スクリプトとアプレットを使用する場合は、イベント・ハンドラが入力機器に依存しないようにする(用語解説の「デバイス・インディペンデント」を参照)。[優先度2]
チェックポイント6.4に関するテクニック:
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT-TECHS/#tech-keyboard-operable-scripts
6.5 アクセシブルなダイナミック・コンテンツを提供する。または、ダイナミック・コンテンツの代替表現か代替ページを提供する。[優先度2]
例:HTMLでは、各フレームセットの末尾にNOFRAMES要素を使用する。アプリケーションによっては、クライアント・サイドのスクリプトよりも、サーバ・サイドのスクリプトのほうがアクセシブルな場合がある。
チェックポイント6.5に関するテクニック:
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT-TECHS/#tech-fallback-page
参照:チェックポイント11.4
注意:このドキュメントは、W3Cが勧告として公開している「Web Content Accessibility Guidelines 1.0」を株式会社アスキーが書籍「ウェブ・アクセシビリティ〜すべての人に優しいウェブ・デザイン」にて日本語訳したものです。正式な文書はあくまで英語版であり、この文書には翻訳上の間違いや不適切な表現が含まれている可能性がありますのでご注意ください。