Q1. どんなガイドラインでチェックできるのですか?
Q2. W3Cって何ですか?
Q3. WCAG1.0って何ですか?
Q4. 優先度って何ですか?
Q5. 米国リハビリテーション法508条スタンダードって何ですか?
Q6. JIS X8341-3って何ですか?
Q7. 日本語特有のテストって何ですか?
Q1.どんなガイドラインでチェックできるのですか?
A. 『LIFT』で使用できるアクセシビリティ・ガイドラインは以下の通りです。
また、アクセシビリティ以外にユーザビリティに関するごく基本的なポイントをチェックできる「ユーザビリティ(米国ユーザブルネット社)」のガイドラインもあります。
Q2. W3Cって何ですか?
A. 正式な名称は、World Wide Web Consortiumといい、通称"W3C"と呼ばれています。"WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)"の可能性を最大限に引き出すために、HTMLやXMLをはじめとする様々な言語や技術の標準(仕様)を決めています。公的な標準化の団体ではなく非営利団体ではありますが、W3Cで議論された後に出される勧告は事実上の標準として世界各国のウェブ関係者に支持されています。
関連サイト:W3C
Q3. WCAG1.0って何ですか?
A. 正式な名称は、Web Contents Accessibility Guidelines(ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン)で、1999年5月にW3Cから現行バージョンの1.0が勧告として出されました。ウェブサイトのコンテンツにおけるアクセシビリティ上の留意点をまとめたガイドラインで、14項目で構成されており65のチェックポイントが示されています。W3Cでは現在次期バージョンの2.0の策定作業が進められており、そのワーキングドラフトはW3Cのウェブサイトで公開されており改訂を重ねています。
関連サイト:W3C/WCAG1.0 日本語訳
Q4. 優先度って何ですか?
A. W3C/WCAG1.0では65あるチェックポイントそれぞれに優先度が1〜3の3段階で示されています。
[優先度1]
コンテンツ開発者は、このチェックポイントを満たさなければならない。そうでないと、ドキュメント情報にアクセスできないユーザが出てくる。このチェックポイントを満たすことは、障害のある人など特定のユーザーが、ウェブを利用するための基本的要件となる。
[優先度2]
コンテンツ開発者は、このチェックポイントを満たすべきである。そうでないと、ドキュメント情報にアクセスするのが困難なユーザが出てくる。このチェックポイントを満たせば、ウェブにアクセスする際に発生する重大なバリアを取り除くことになる。
[優先度3]
コンテンツ開発者は、このチェックポイントに取り組むことが望ましい。そうでないと、ドキュメント情報にアクセスする際に、多少困難を伴うユーザが出てくる。このチェックポイントを満たすことは、ウェブのアクセシビリティ向上につながる。
W3C/WCAG1.0(日本語訳:ソシオメディア)
『LIFT』では、このWCAG1.0の考え方にあわせて各テスト項目に優先度を設定しており、それぞれの優先度はガイドラインのカスタマイズ機能で任意に変更することができます。
Q5. 米国リハビリテーション法508条スタンダードって何ですか?
A. 2001年6月21日に米国で施行された法律にて定められたウェブ・コンテンツ(イントラネットを含む)におけるアクセシビリティのガイドラインで、連邦政府が運営するウェブサイトでは遵守が義務付けられています。もしウェブサイトがこのガイドラインに反している場合には、一般市民でも連邦政府を訴えることができるという法律で、米国では各州もこれに準じた州法や条例を制定しています。ガイドラインの内容はW3C/WCAG1.0をベースにしており、16項目から構成されています。
詳細情報:米国リハビリテーション法508条スタンダード 日本語訳
Q6. JIS X8341-3:2004って何ですか?
A. 2004年6月20日に制定されたウェブコンテンツのアクセシビリティに関するJIS(日本工業規格)で、X8341-3はその規格番号です。高齢者や障害者などにも配慮したウェブコンテンツの制作方法に関する指針としてまとめられました。
詳細情報:日本工業標準調査会
Q7. 日本語特有のテストって何ですか?
A.W3C/WCAG1.0にしても、米国508条スタンダードにしても、これらのアクセシビリティ・ガイドラインは全て英語圏で作られたもので、言語も英語をベースにして考えられています。しかし、日本語のウェブサイトには日本語だけに見られるアクセシビリティ上の問題があり、それらはWCAG1.0や米国508条では全く考慮されていません。そのため『LIFT』では日本語版にそうした日本語特有の問題に関するテスト項目を追加しています。現在のバージョンでチェックできる日本語特有の問題は以下の通りです。