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基本ワークフロー2. 既存のコンテンツを修正する - LIFT 2.2

既存のウェブサイトをアクセシビリティに対応させていくためには、以下のような流れになります。

  1. 対象とする範囲を決める
  2. ガイドラインを決める
  3. 修正作業を行う

ステップ1. 対象とする範囲を決定

まず、対象とする範囲はいきなり全てのページをやろうとするのは無理があります。そのウェブサイトの中で優先順位をつけてから、順番に対処していくのが得策でしょう。

ステップ2. ガイドラインを決定

次に、どのチェックポイントをクリアするべきかを考え、ガイドラインとしてまとめます。ここでもあまり多くのチェックポイントをクリアしようとするのは困難なので、出来るだけ絞り込むことがポイントです。対象範囲とガイドラインが決まったら、『LIFT』を使って効率的に修正作業を開始します。

各機能紹介:ガイドラインのカスタマイズ

ステップ3. 画像のalt属性を修正

ガイドラインの項目を絞り込んだとしても、画像のalt属性で提供する代替テキストの記述だけは外せないチェックポイントでしょう。しかし、実際にこのalt属性の修正作業をやるとなると、全てのファイルの中で画像を使用している箇所(IMGタグ)を探し出して、alt属性の有無や代替テキストの記述内容をチェックする必要があり、作業量としては相当なボリュームとなり手作業でやるにはとても大変です。

しかし、『LIFT』の[ALTエディタ]を使えば、この面倒な修正作業が非常に効率よく進められます。まず、Dreamweaverの[LIFT]メニューから[ALTエディタ]を選択して、[ALTエディタ]ウィンドウを開きます。次に、[調査対象]で対象範囲を選択してから、[診断]ボタンをクリックします。すると[ALTエディタ]が対象範囲のHTMLソースで使用されている全てのIMGタグから画像ファイル名を抽出して、リストに一覧表示します。問題のある画像は「×」で示されますので、そのまま[ALTエディタ]を使用してalt属性を修正していきます。

各機能紹介:ALTエディタ

ステップ4. ウェブページの問題箇所をチェック

ウェブページを修正する際には、『LIFT』の[モニタ]機能を使用します。まず、Dreamweaverで修正するウェブページを開きます。次に、Dreamweaverの[LIFT]メニューから[モニタ]を選択して、LIFTツールウィンドウの[モニタ]画面を開きます。そして、[モニタ]画面の[ガイドライン]メニューで使用するガイドラインを選択して、[自動診断]のチェックボックスを選択してください。『LIFT』がそのウェブページを選択したガイドラインで診断して、問題箇所をリスト表示します。

各機能紹介:モニタ

ステップ5. ウェブページの問題箇所を修正

「×」で示されたテスト項目は、リファレンスパネルなどを参照したり[修正ウィザード]を用いたりしながら順番に修正していきます。また、「?」で示されたテスト項目は人間の判断を必要とするので、リファレンスパネルでチェック方法を確認しながら問題がないかどうか確認していきます。もし問題ありと判断した場合には、ガイドラインに適合するように修正します。

ガイドラインに従ってウェブページを修正していくには、制作者がガイドラインの内容を理解してチェックポイントを全て頭の中に入れておく必要があります。しかし、多くの制作者にとってアクセシビリティというのは新しい概念であり、ガイドラインの内容やチェックポイントの全てを頭の中に入れるには相当な時間がかかります。また、制作現場のマネージャー(管理職)クラスの人はメンバーを集めて勉強会などを実施して、教育したりトレーニングしたりする手間もかかるでしょう。それ以前に自身が勉強する時間が必要になります。『LIFT』を使えば、そういった手間も全て省くことができるのです。

各機能紹介:リファレンス | 修正ウィザード

ステップ6. 修正作業後に最終確認

一通りの修正作業が終わったら、『LIFT』の[診断]機能を使って、修正したウェブページをまとめて診断して最終確認します。まず、Dreamweaverの[LIFT]メニューから[診断]を選択して、LIFTツールウィンドウの[診断]画面を開きます。次に、[診断]画面の[範囲選択]メニューで修正した範囲を選択して、[ガイドライン]メニューで修正時に使用したガイドラインを選択します。そして、[診断]ボタンをクリックすると、『LIFT』が診断を行って結果を表示します。[診断]画面の[ファイル名一覧ウィンドウ]の各ファイル名を選択すると[該当テスト項目ウィンドウ]に詳細が表示され、[該当テスト項目ウィンドウ]のテスト項目名を選択するとDreamweaverでそのウェブページが表示され該当箇所が表示されますので、修正漏れがないかどうかを簡単に確認することができます。

各機能紹介:診断

ステップ7. 作業結果のレポートを作成

『LIFT』で診断した結果をレポートにすることができます。Dreamweaverの[LIFT]メニューから[レポート作成]を選択して、LIFTツールウィンドウの[レポート作成]画面を開きます。レポートの種類、出力形式やレポートに盛り込む内容を選択して、[レポート作成]ボタンをクリックするとレポートが生成され、HTML形式の場合にはその場でブラウザ画面で作成されたレポートが表示されます。ここで作成したレポートを品質管理や品質保証のツールとして活用してください。

各機能紹介:レポート作成

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